みっちゃんと飲む

今日はこれから、みっちゃんと飲む。


それなのに、一昨日の夜、うたた寝し、少しばかり風邪気味で体調がすぐれない。

新しい職場に代わると、とても研究所は田舎なので、おいそれとは飲みに行けない。
これで、しばらく飲みにも行けないだろうなあって思う。
学校も始まるしな。


今日はベトナム料理の店を予約した。
生春巻きやらフォーやらヘルシーである。
みっちゃんとガバガバビールを飲んで楽しもう。



みっちゃんは、今年4年生で、就活に励まねばならない頃なのに、どうもそんな様子がない。
岡山で、適当に就職するつもりかもしれない。
何故なら彼女は既に同棲している彼がいて、多分結婚だって考えているかもしれないからだ。



だが、それは甘い考えだと忠告してやらねばならない。
彼も同級生だから、同じように就職する。
新しい社会には新しい出会いだってあるだろう。
なるほど、みっちゃんは美人さんで気さくで良い子だが、新しい出会いは彼には新鮮に写るだろう。
男心だって変わるのだ。



僕は、そんな男女関係を幾つか見てきた。
あんなにアツアツだったカップルが卒業して1年で別れる光景を見てきた。
説教くさいのは嫌いだが、人生に準備は大切である。



まあ、それはそれで、しばらく飲めなくなるなら、楽しく飲んでこよう。