今日は、サボリ


今日の7限は、世間的には休講ということで、久しぶりに10時前に帰ってきた。
世間というのは、我が家族であり、真実は、国際経済学Ⅱはサボリである。
時々はサボらないと、しんどい。


まあ、しんどいと言えるほどの単位の余裕はないのだが、
まあ、いいじゃないか、フルタイムで働いているのだから。


一通り、講義を受けてみて、面白いのは「国際法」であると結論づける。
いや、なに、先生が知的な美人ちゃんというわけではない(女性の先生であるのだが)
このグローバルな時代、素材は山のようにあるし、身近な例を引いての講義は退屈させない。


小六法より分厚い「ベーシック条約集」


調子こいて、先生が時々、学生を指差しで当てるのはご愛嬌ということにしよう。



今日は、開発2課から、合成法の検索の依頼があった。
ターゲット物質はCAS(化学系のデータベース)に確かに収録されているのだそうだ。
検索の仕方がまずいのか、ともかくあの手この手で攻めてもヒットしないのだそうだ。
それで、検索を得意とする僕にやらせてみようと依頼があった。




「ない」ということだってあるのだ。引き受けはするが、絶対はないと言い置いて、資料を受け取った。


「なるほどね」正攻法では、ことごとく跳ね返される。何しろ10年以上研究畑で仕事をしていた奴が苦労しているのだ。
構造を単純化して検索を掛ける。


400件ほどの構造を眺めていると、眠くなる。寝ていても見逃すはずはないのだが(絶対見逃す)そろそろあきらめかけた頃
ほよ、1件ヒットしたではないか。
書誌事項を当たると、USのパテントだが、日本特許も出されていて、日本語で読める。ラッキー、ラッキー。
(時々、間違ってはいないのだが、ロシア語とかポーランド語の文献にぶち当たり閉口する)



まあ、そんなこんなで、僕は面目を保ったわけだが、こんなことばかりを僕の仕事にされてはたまらない。
余技の1つして考えてもらいたいものだ。



さて、サボった分、明日はみっちり債権総論が3時間分待っている。